話題のロボアドバイザーTHEOは本当に使えるの?

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「お金のデザイン」というベンチャー企業が開発しているTHEO(テオ)は、お金を運用をロボットに任せるタイプの人工知能(AI)のソフトウェアによって行う投資信託のサービスです。THEOはSBIと提携しているWealthNavi(ウェルスナビ)と同じようなサービスを実施しています。

ウェルスナビは最低資金10万円からですが、ロボアドバイザーの「テオ」は、最低金額1万円からのスタートすることができます。またこのサービスを利用すると、信託報酬や購入手数料などのコストを小さくできるというメリットがあります。ロボットで運用することによってプロ並みの運用ができるので、コストパフォーマンスの向上が期待できるのです。また人工知能を内蔵しているロボットなので、時間の経過とともに知恵や経験を蓄え賢くなっていく点も将来的に期待できる点の一つとなっています。

THEOの仕組みと特徴を詳しくお伝えします

THEOの特徴として、世界のETFだけが投資対象、しっかりと分散投資を行う、自分だけのポートフォリオを作成してくれるが挙げられます。まず、世界のETFだけが投資対象なので、個人株式や未上場の投資信託には投資しないという特徴があります。世界のETFだけに投資するシステムなので、大きく利益を損なうことが少なく安定した運用をすることができます。投資対象は金や原油など株価指数以外も含まれます。投資対象が上場投資信託に限定されている特徴があることによって、ロボット型の投資信託でありながら運用会社が別の投資信託に投資するファンドオブファンズの形式になっているのです。分散投資を行う目的は、安定した成長ができる資産運用を目指しているためです。運用資産を2倍、3倍にするようなハイリスクハイリターンな投資ではなく、リスクを最小限にしながら利益を最大にすることを目指しています。分散の方法は、地理的な面とアセットクラスの面で分散です。地理の分散では日本国内以外に東南アジアや欧米などさまざまな国に投資しています。
アセットクラスの分散では、株式のETF以外に債権や金、原油などの商品市場やリートや不動産などの資産クラスの投資なども行っています。投資一任サービスになっているTHEOの投資スタイルは、自分の資産を丸ごと証券会社などの運用会社にお任せするサービスであるラップ口座に近いものになっているのです。ラップ口座ではあっても一般的な投資信託とは違い、5つの質問に答えることによって投資した人がすべて同じポートフォリオをもつのではなく自分だけのポートフォリオを提案してくれます。最近ではこの質問も簡単なプロフィール形式になっていて、このプロフィールを入力するだけで膨大なデータから最適な提案をしてくれるようになっているので、スムーズに手続きすることができます。その提案に同意したら新規口座を開設し入金するだけであとは自動で運用をしてくれるのです。運用の結果などは毎月の運用報告書などで通知してくれます。さらに定期的にポートフォリオの組み換えやリバランスを実施してくれるので、安い手数料でラップ口座やファンドラップと同じようなサービスを受けることができます。

手数料は、預かり資産3,000万円までが年率1%で、預かり資産3,000万円以上が年率0.5%になっています。これらのコストは別途請求されるわけではなく、リターンから差し引かれることによって支払うことになります。この手数料は金額自体はそんなに安いものではないのですが、投資一任報酬を行っているファンドラップやラップ口座に比べるとコストはかなり抑えられているのです。したがってロボアドバイザーは、ファンドラップよりも低コストで確実な運用資産を行うことができるでしょう。
このサービスを利用している人の約半数は、資産運用経験がほとんどない人です。お金についてよくわからないけど資産運用に興味がある人たちが利用していることが多いのではないでしょうか。またロボットが資産運用することについて抵抗が少ない若い方が多く利用している傾向です。ロボットに対する抵抗が少ないという理由だけでなく、少ない金額から始められる点や投資の知識が必要でない点も、若い人が多く利用する理由になっているのでしょう。
THEOはスマホがあればすぐに口座開設することができます。本人確認書類も携帯カメラで撮影して、そのままアップすれば最短2営業日で口座開設を完了することが可能です。このようにTHEOは投資の経験や知識がなくてもスマホがあれば安い手数料で気軽に投資をすることができます。また分散投資になっているので安全に運用ができる点も投資初心者にはありがたいのではないでしょうか。したがってこのサービスは、投資に興味があるけど知識がない人に使えるサービスであるといえます。まだ発展途上の段階であるロボットによる投資の運用ですが、人工知能が経験や知識を蓄えることによって将来的には多くの人に普及される期待があります。

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